youtuber!わきおの日記

ネットの楽しさに触れた27歳、素人童貞ですばい

人生は悲哀

なあ、お前と飲むときはいつも○屋だな。
一番最初、お前と飲んだときからそうだったよな。
貧乏浪人生で、お前20万稼ぐフリーターだったとき、
おごってもらったのが白木屋だったな。
は、毎晩こういうところで飲み歩いてるぜ。が余ってしょーがねーから」
お前はそういって笑ってたっけな。

大学出て入社して初任給22万だったとき、
お前30万稼ぐんだって胸をっていたよな。
「毎晩残業で休みもないけど、すごいんだ」
バイト後輩もにこうして奢ってやって、言うこと聞かせるんだ」
社長息子も、バイトまとめているに頭上がらないんだぜ」
そういうことをかせてっていたのも、○屋だったな。

あれから十年たって今、こうして、たまにお前と飲むときもやっぱり○屋だ。
ここ何年か、こういう安い居酒屋に行くのはお前と一緒のときだけだ。
別に安い店が悪いというわけじゃないが、ここのは色付の汚みたいなもんだ。
油の悪い、不衛生な料理は、を食っているような気がしてならない。
なあ、別に女が居る店でなくたっていい。
もう少しを出せば、こんな残飯でなくって、本物のと食べ物を出す店を
いくらでも知っているはずの年齢じゃないのか、たちは?
でも、今のお前を見ると、
お前がポケットから取り出すくしゃくしゃの千円札三枚を見ると、
はどうしても「もっといい店行こうぜ」って言えなくなるんだ。
お前が前のバイトクビになったの聞いたよ。お前が体壊したのも知ってたよ。
新しく入ったバイト先で、一回りも歳の違う、20代の若いフリーターの中に混じって、
使えない粗大ゴミ扱いされて、それでも必死に卑屈になってバイト続けているのもわかってる。
だけど、もういいだろ。
十年前と同じ白木屋で、十年前と同じ、努もしないらないでくれ。
そんなのは、隣の席で浮かれているガキどもだけに許されるなぐさめなんだよ。

 

というコピペを

通勤電車でまとめサイトを閲覧中に発見したんですが、

そのときは仕事で疲れてんのか

まったく文章が頭に入ってこなくて

なんでスレの奴らは

これで盛り上がれるんだ?

と疑問だったが

ゆっくりまとめで一行ずつ読み上げられて

その悲壮感がひしひしと伝わってきて

泣けてきた。